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​もっとか

後頭骨の調整で骨盤が改善された。


昨日のお客さんは50代前半の女性でした。

更年期でもあるので、最近いろいろな症状が現れています。

頭痛、めまい、背部痛、肩こり、ほかいろいろ。

昨日は、頭痛となんとなくのだるさ、肩こり首こり。

全身を調整していくなかで、いろいろ難所はあるんだけど、骨盤は左右でガタガタに崩れていました。

ホルモン分泌が影響する更年期にありがちです。骨盤部から出ている仙髄神経はまさに生殖器を司る神経なので、更年期は骨盤関節の歪みや固さなどをもたらします。

骨盤を矯正したり、骨盤まわりの筋緊張を取ったりとしてから、最後仰向けになっていただいて頸椎調整に入りました。頭側からひざを伸ばした両足を見ると、右足が思いきり右に倒れている。左足は床から45度ぐらいの角度で立っているのに、右足は床から20度ぐらいしかないぐらい外側に倒れている。これは骨盤から右に開いているからです。「さっきの骨盤調整でも左右揃わなかったな。最後、もう一回調整しよう」と思いながら、頸椎調整していました。

すると、頸椎上部から後頭骨あたりを調整している頃から、右足がぴくぴく動き出しました。

その後10分ぐらい後頭骨調整をしていたら、右足が左足と同じ、床から45度角度に揃ったのです。

施術後女性に、「右足を動かしてました?」と尋ねたところ、「いいえ。寝てましたから」と。

後頭骨、頸椎調整してたら骨盤も揃ったんですね。これはよくあることです。オステオパシーの基本原理が「体はひとつのユニット」です。当たり前のことなんだけど、深い言葉です。

解剖学的に見ても、脳と骨盤は硬膜でつながっているし、筋肉連鎖という機能があるから首や肩の緊張が解けて骨盤まで連鎖し足まで緩んだと。

だから、骨盤が歪んでるからって骨盤ばかり調整していても、肝心な大元を正しくしないと歪みなんて取れませんよということです。

先ほどの女性は、

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