なぜ腰は固くなるのか。
日本人の2人に1人が腰痛持ち? 腰痛経験のある30代以上で言えば10人中8~9人はいるはずです。 当然なんですよね。毎日いろんな方の脊柱を触診していますが、 頸椎はちょっと別扱いにして、胸椎の弾力を感じながら下に降りていくと、腰椎から骨盤あたりで一様に弾力がなくなり動きが悪くなってきます。ひどい人は胸椎の下部(10番~12番)から固さが始まります。 二足歩行の運命と筋力低下による姿勢くずれ、立ち方や動きの意識不足などがありますから、どうしても腰周りがその負担を引き受けることになる。これだけ腰周りが固いのに、腰に負担のかかる体勢、動きをしたら、そりゃ腰は悲鳴を上げますわ。 腰椎4番・5番などはかわいそうにそのリーダー格で、「ヘルニア」や「狭窄症」「坐骨神経痛」という名の白旗を振って「もう限界っすよ、ダンナ」と指令本部に「腰部前線異状あり」の報告をしてくるわけです。(このくだり、うまいなあ我ながら。誰かにパクられそうだ) 先週金曜日、相馬・新地は大雪でした。11日土曜の朝はみんな雪かきだったと思います。土・日にかけ て「雪かきで腰が…」の電話が2件来


気圧変化により頭痛を起こす方へ。
今日2月1日は、暖かいです。太平洋に高気圧が張り出していて、この季節にしては珍しく10度超え。 昼過ぎにジョギングしましたが、かなり薄着でだいじょうぶでした。 頭痛の話。 普段から頭痛持ちの方、仕事のし過ぎで頭痛の方、気圧の変化で頭痛を起こしてしまう方。 ほかにも仕事が休みの日に頭痛を起こす方、休みになると治る方。 いろいろと頭痛になるパターンはあるようです。 肩こりや首こりからくる血流障害、頸椎変位などで頭に緊張をもたらすことは多々あります。 それから、気圧の変化によって頭痛が起こる方。多いですね。先月下旬の大寒波あたりは強烈な低気圧が北から日本列島を包んでしまって苦しんだ方もいらっしゃったかもしれません。 なんで低気圧になると頭痛を起こすのか。 気圧が下がれば、体は外気に引っ張られて膨張する。頭蓋も膨らむ(目に見えてわかることはないですよ、もちろん)。ほんのわずかでも頭蓋内が膨張すれば、脳内の圧も下がる訳です。脳内の液体(脳脊髄液や血液)の水圧が下がるということですね。脳内で正常じゃない髄液や血液の流れが起きている。結果、頭痛になると。 これ

