ややこしいことをいかにシンプルにするか。
6月10日(日)の朝、雨です。梅雨入りでしょうかね。
脊柱(せぼね)からはいろんな情報がわかります。
内臓神経(自律神経とも言います)はどこか頑張りすぎて、どこがよく働いていないのか。
姿勢による影響で、何番の椎骨に負担が出てその周辺の靭帯や筋を固くさせ、椎骨まで変位し上下左右にどんな偏りを見せてしまっているのか。
その椎骨変位Aが、別の場所Bに歪みを作ることで全体のバランスが保たれているのか。
細かく見ていくとどこまでも行きます。
人の体は複雑精緻であり絶妙なバランスで成り立っているから、逆にそこを利用する。
歪みの連鎖が、ひとつのスイッチで矯正の連鎖へとシフトされるので。これが面白いところです。
医学研究の第一線でもまだわからないことがたくさんあります。
むずかしくてややこしいところはたくさんあるけど、人ができることは限られているわけだから、シンプルにしていかないと前に進みません。
自分で考える時も人に伝える時も。