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脊柱管狭窄症の手術、ちょっと待って。~行き場のない患者編~


1月28日(日)朝の新地町、晴れてます。

60代後半ぐらいから脊柱管狭窄症(腰椎)の発症率が高くなってきます。脊柱管狭窄症は、脊柱の正常なカーブが維持できなくなり、重心が最もかかってしまう腰椎部で変形が起きてしまい生じる疾患のことです。症状としては脊柱管内の神経を圧迫することで、おもにお尻から足にかけてのしびれ、痛みが出てきます。歩き始めると痛みが出て、しばらく休んでいると治まりまた歩けるようになるけど、ほどなくしてまた痛くなるということが繰り返される「間欠跛行」が代的な症例でしょうか。

重症でなければ、整形外科で手術を勧めることもないでしょうけど、医師によっては手術を促してくるケースもあると思います。

患者さんにとっては、なるべく手術をせずに回復したいのが希望だと思います。手術をすれば、金銭面では保険が効く方法であれば30万円~、保険のきかない方法では100万円超もあるようです。また肉体的負担もあるし、入院となれば時間も取られる。

何より、手術後は痛みが解消されたけれど、何年か経過して症状が再発するも可能性が高いのもこの疾患は知られています。

しかし、手術せずに整形外科に通い続けて、痛み止め薬を飲み続け、半年経っても何にも治らないことも事実です。さらに今の時代、「整形外科は3時間待たされ診察は5分」は当たり前。

別に整形外科を非難しようと思っているわけではなく、切なすぎる患者さんの現実を吐露しているだけです。うちに来る方の言葉を再現しているに他なりません。

こういう方々はどうすればいいのだろう?

とりあえず手術は待ってください。

回復例をいくつかご紹介します。

長くなってきたので、続きは次回です。

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