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​もっとか

久々の更新は走ることについて。

昨日(5月19日日曜日)、「ふくしまシティハーフマラソン」という市民マラソン大会を走ってきました。


昨年に続き今年もハーフの部に参加しました。

昨年よりわずかながらタイムを縮めることができてホッと安堵しているところです。


一日経って思うのは、身も心もとても満たされたということです。


沿道の声援にはとても励まされました。特に福島の友人が大声で私の名を叫んだときは、レース中にも関わらず危なく涙が出そうになりました。本当に力が湧いてきて、スピードが上がるから不思議です。


全国から集まったランナーたちに対しては、自分の周辺を走るなかから勝手にマークした人と(一方的に)熾烈なデッドヒートを繰り広げ、勝手に勝利宣言をしたり敗北感を味わったりしました。そんな名も知らぬライバル達ですが、翌日になれば心地よい疲労感とともに各々が日常に戻って仕事に向かい合っているんだろうなと、同じように充実感に浸っているんだろうなと、仲間意識を抱いて想像しているわけです。


たった50秒の記録更新だったけど、これが大きいです。サボっていたら去年のタイムからどんどん引き離されてしまう年頃です。

もともと決して速くもないし、走るのが好きでもない。でも走り続けていたら、大して苦でもなくなった。レースにでも出てみよう。

そうすると、本番でみっともない走りはできないと、仕事と家事の合間を見つけて走る時間をどんどん増やしていく。長い距離を走るようになる。体は絞られてくる。必然的にお菓子、お酒などは控え、食事面での栄養を過不足なく考えるようになる。

こんな日々がちょっとストイックになってしんどいと感じてしまうことはあるけど、「とりあえずレースまでは」と良い習慣サイクルができてくる。そこまでしてやっとつかんだ50秒だけ速まった自己ベスト。

レース中も苦しくて「もう今年でやめよう」と思いながら走っていたけど、なんとか完走したら清々しい気持ちと達成感で「また来年も」となるわけです。

どうですかね、今の自分で言えば1年に1回のハーフと1回の10キロあたりがいいのかもしれません。無理ないところで。


でも「死ぬまでに1度だけでもフルマラソン完走」のプレッシャーは年を経るごとにハードルが上がるわけで、そろそろ照準を定めてエントリーをポチっと押さなければいけない時がきているのかな。

「いわきサンシャイン」or「新潟シティ」あたりのどっちかかなあ。

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