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​もっとか

田舎で生きる豊かさ。(凡庸な言い方だけど)


新潟市から新地町に移転して丸2年となりました。

社会人になってからは東京や地方都市で生きて来たので、

故郷とは言え、正直言って田舎の「何も無さ」に、間違ったかな~と感じた時はありました。

戻った理由は親族に関わるだったので、後悔とかなんとか言ってる場合ではなく、

ここで生きていくのです。当たり前のように。

整体の仕事がおかげさまで、腰や肩の不調のほかに慢性疲労・ストレス過多などからくる障害にお困りの方が特にご利用いただき、この地域に浸透してきたなと感じているところです。

プライベートな側面で見ていったときに、都市部での生活を続けていたらどうなっていたかなと時々考えます。

たぶん大したものは得られなかったでしょうね。芯が田舎人間の自分にとってはね。どこまでいってもキリがないお金を得ることに振り回され、少しでも先の情報を得ることに追いかけられ、疲れるだけのような気がします。これはできる人とできない人がいますからね。

田舎暮らしの美談を語るつもりもないけど、豊富な食材が彩る食卓と快眠、これで十分なんですよね。この裏には人との関わりがあって、時間の流れがゆるやかで、人間的なゆとりがあるからなんです。連日、あちこちから鮮魚や農産物が届けられる。漁師の奥さんを同僚に持つ妻が職場から白魚をどっさり、75年この地に住む母には野菜や魚、弁当、菓子など毎日誰かがなにかを持ってくる。まあ母がそれだけ付き合いを大事にしてきたからでしょうけど。

都会でできることを田舎でもやり、田舎でしかできないことを守りつづけていきたいですね。

整体は、細かく自律神経の変化まで見て取れる、都会だろうがどこだろうがに負けない施術プログラムを新潟のチームと一緒に作り上げています。

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