メンタルが絡む男性不妊。自然妊娠をあきらめないで。
8月も今日で最後です。天候的にあまりぱっとしない夏でしたね。今日などはすっかり秋めいて長袖で過ごしています。
不妊症と言うと女性に目が向けられがちですが、不妊の原因は男女半々と言われています。
妊活整体をしていて、しばしば感じるのは「この方は自然妊娠で行ける!」ということです。
元々ご主人の生殖機能は問題ない。奥様の状態もほぼ整った。それでも医療機関での治療を続けることで、女性の生殖機能に妨げをもたらしている、女性の体に負担を強いているケースが見受けられます。妊活整体では、病院の不妊治療のステップに沿って施術も行いますが、不妊治療を考え直すのも必要なのでは?思うときもあります。
話は、自然妊娠における男性不妊に戻します。
男性不妊には勃起不全や精液の質、精子の量・運動性の低下などが挙げられますが、多くの場合、ストレス・メンタルが絡んでいます。
男性不妊を解消するためのポイントはいくつかあって、例えば甲状腺ホルモンです。これが分泌低下すると生殖腺に影響するから、精子の製造が抑制されます。
次に副腎皮質ホルモンです。これが分泌過多となると精子が抑制されます。
ストレスがのしかかるとそれに対抗するために、脳下垂体から指令が出て副腎皮質ホルモンを分泌します。ストレスがかかりぱなしだと、視床下部や副腎は疲れ切って機能低下していきます。生殖ホルモンまで手が回らなくなってきます。
勃起不全の場合は、年齢的に若ければメンタルそのものですね。
奥様が毎晩残業、ご主人はさらに長く残業という方がいらっしゃいます。週休も2日とれてないとか。体と心の疲弊は妊娠力を妨げますので、どうにか休んでほしいので
生殖器の機能は、自律神経的に副交感神経に由来するするので、休息リラックス状態じゃないとうまく働かないですね。
男性不妊の場合、施術では、甲状腺や副腎の調整に加えて、腰椎や仙骨部にも緊張箇所が表れるので調整します。交感神経が興奮しているので、副交感神経側に揺り戻します。
女性・男性とも自然妊娠をあきらめないでほしいと思います。