被害者意識が負の連鎖を招く。
先日、NHKを見ていたらタレントの青木さやかさんが出ていて、
5~6年前の離婚時の話をしていました。
当時は、結婚して子供が生まれて仕事と育児を両立させながら頑張っていたようでした。
どういう理由があるかわからないけど、夫婦間でぶつかっていたんでしょうね。
青木さん曰く、
「お互いが被害者だと思っていましたから」。
当時はテレビに出ていてもほとんど感情がなかったようです。
離婚が成立しシングルマザーとなります。
子供が成長し、元夫と子供が会う機会があって、元夫からメールが来ます。
「こんなに素敵な子供に育ててくれてありがとう」。
青木さんはうれしくて、そして元夫への感謝の気持ちが沸き上がってきたと言います。
それでよりが戻るわけではないけど、離婚当時の自分達が置かれた状況を振り返って尚、
感謝の気持ちを持てたそうです。
この話はいろんな側面からいろんな気づきを得られそうです。
子供の存在ということだけでもいろいろ話せそうだけど、
やはり人が人に感謝するってどういうことだとだろ?と。
私も考えました。家族に対して、周りの人々に対して、自然やモノや出来事や社会や境遇に対して。
そして自分に対して。
これを持ち続ける限り、どんな状況においてもなんとかなるんじゃないかと。
人によっては、想像を絶する境遇に置かれていたり、つらい過去から抜け出せなかったり、
自分や周りを肯定できない人もいるかと思います。
それでも、ひとつ視点をずらして注意し見れば、どこかに感謝の芽を見つけられると思います。
最近の自分も救われた「感謝の気持ち」について、つらつらと書きました。