開かれた地域が子を守るんです。
6月5日(火)の朝です。今日も晴れです。
昨日の午前中、整体ルームとは違う場所にある自宅で事務仕事をしてました。
何気なくベランダから外を見ていたら、いつもうちの子と一緒に遊んでくれる隣の女の子(3歳未満)が、1人でよちよち道路を歩いています。
「ん?」あまりの平凡な一日の朝でしたので、普通ではないことに気づくのに少しの間が必要でした。周辺道路はクルマの往来も激しく、スピードもかなり出ています。近くにママの姿はありません。私は急いで自宅を出て女の子の場所まで走りました。
「●●ちゃん!どうしたの?」私の顔はわかるから、安心したような気まずいような表情を見せて、
「おうちに帰る」と言ってくれました。
前にもママからお話を聞いたことがあって、少し目を離すと知らないうちに家を出て大きい道路を横切り300mぐらい離れたところまで行っていたそうです。ママはお父さんの介護もされながら家事をして女の子を見ているのでとても忙しい方です。いつも女の子を注意深く見ていることも知っているから決してママは責められません。
同じくらいの子がうちにもいますから、1人で道路を渡って見えないところまで行ってたなんて考えられないので、女の子のママはゾッとしたと思います。
もひとつ昨日の話。整体ルームの下(1階)で毎週月曜日に母が書道教室を開いています。小学生を中心に十数人が習いに来ています。そのうちの一人の子が自宅を出て書道教室に向かって歩いていたら、知らないおじさんから尾けられたというのです。
どこにどんな輩がいるかわかりません。こんなイナカだとは言え。
親だけで子を守るのには限界がある。地域が一緒にと言っても、松戸市の保護者会長のようなケースもある。
もっともっと自分を開いていかなくちゃならないんですね。寅さんのように。あそこまで開け切れば誰もが安心できるけど、あそこまでできる人はこのご時世なかなか難しいしね。
もっと関わり合いを。もっとおせっかいを。もっと喜怒哀楽を。