​もっとか

純粋な笑顔一発で救われるんだよな~


6月22日(木)21時現在の相馬郡新地町は、ややくもりです。窓を開けていても気持ちいい夜の空気です。

村上春樹さんが2009年にエルサレム賞を受賞した時のスピーチは、よく知られていますね。

「壁と卵」のくだりは、とてもよく響きます。勇気づけられます。

  『もし、硬くて高い壁と、そこに叩きつけられている卵があったなら、私は常に卵の側に立つ。    そう、いかに壁が正しく卵が間違っていたとしても、私は卵の側に立ちます。』

スピーチ全体はもっといろんなことをはらんでいて、「壁と卵」はほんの一部分なんだけど、いろんな人に心強いメッセージを送ったのではないでしょうか。

個人事業なんかやってると、あっちにぶつかりこっちにぶつかり、世間(システム)の厳しさにさらされます。建前ではみんなきれいなことを言うけど、実のところ、小さいものには冷たくほうっておかれ、強くて大きいものを厚遇していくものです。

でも小さいんだったら自分で動いてチャレンジするより方法がないですね。硬くて高い壁だろうが、どこかにドアがあるかも知れないと探し、見つけたらノックしてみます。

お客さんとはフラットな関係で個人と個人で向かい合うだけなので、とてもシンプルです。

ただ事業をしていくにはいろんな業者や施設や機関と関わりが必要だし、私もそういう関係をあちこちで作り出しています。今日もいろんなやりとりがあったけど、あまり気持ちのよいことがなくちょっと沈鬱気味でした。

夕方になり、明日が父の命日ということもあり、父のお墓を訪れお花を替えたり水を交換したり簡単な手入れをしておりました。

すると、仕事帰りで作業トラックを運転した男が墓地の横を通り過ぎる際に、僕に向かって軽く手を挙げながら子どものような笑顔を見せてくれました。僕も「どうも!」と返した。彼は幼少期に遊んだ近所の一つ年下の男だけど、先日30数年ぶりに会った時もとても清々しく僕に近づいてきてくれて、今日も見たことのないような笑顔を見せてくれた。子どもの時のまま純粋でまじり気のない笑顔。

あの一瞬の笑顔で僕の沈鬱はどこかに吹き飛ばされ、心は晴れた。

ただの男の何気ない笑顔でここまで引っ張る?夜のブログは長くなるな。

でも僕を救ってくれたのです。笑顔って大きな力を持っているのです。


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