高齢者の足腰が日本を救う。
今日の新潟市西区、快晴の五月晴れです。
ご高齢の方が歩いている姿をつい凝視してしまいます。
腰が曲がって杖をついている、足が上がらなくて引きずっている、重心がどっちかに傾いている、歩幅が小さい、骨盤が開いてガニまた歩き‥など。
長年このお体で頑張ってこられたひとつの形であり、固有の姿です。
共通して言えることは、筋力低下がありその結果として現れる姿・動作には、上記にように一定のパターンが見られてきます。
日本のこれからは、世界から見ても超高齢化社会のトップランナーとして走り続けなければなりません。
年々増え続ける医療費は2015年についに40兆円を超えました。国家予算の半分に迫る勢いです。医療費全体の36%を占めるのが75歳以上。この伸び率も年々上がる一方です。
高齢者医療のことはいろいろな問題がありますが、その健康寿命において、介護予防において重要なのが足腰です。
いつまでも元気に歩けるということは、健康であることの大きな指標です。
指標であるとともに毎日繰り返すべきルーチンであって欲しいです。
当院にいらっしゃる70歳以上のお客様では、皆さん何かしらの下肢の異常を訴えて来ます。ヒザ痛、下肢のしびれ、臀部の痛み。皆さん腰痛や腰の固さがあります。
この方々に調整を施しますが、回を重ねるごとに改善していく方、改善のスピードが遅い方、分かれます。
これは、ご自分で筋トレやエクササイズを習慣化している方とそうでない方の違いです。
運動方法もその方の低下した筋部位によって提案しています。
90歳を過ぎても筋力は上がるというデータは出ています。
要介護になっていしまうと、施設でのリハビリになってしまう。
そうなる前に、動ける体を維持しなくてはなりません。
30代から筋力低下は少しづつ始まっています。
ぜひ、運動習慣を日常的に取り入れていただきたいし、運動方法や姿勢改善などの指導は当院におまかせください。