家族のチカラはものすごい。
連休中も営業しておりました。
例年のGWではないので、遠出することもできない方が多かったみたいですね。
何かとストレスもたまりやすくご予約・来店が多かったです。
私以外の家族は妻の実家へ(県内で新地町より静かな地域です、念のため。)3泊してきました。
私はこの期間ひとり暮らしです。
平均的に「一家のお父さん」がどれぐらい家事をするもんかわかりませんが、
妻が勤め人をしていることもあって、平日の私は、朝・夕の食事作り、洗濯、小学校・保育所の送迎などをルーチンにしております。だからよくお客さんに、「今晩なに作る?」なんて聞いちゃいます。時々パクるときもあります。掃除だけは妻に任せてしまっています。
別に家事を妻がやらないわけではなく(むしろ圧倒的に私より段取りがよい!)、自営業で時間を調整できる私が勝手におっぱじめているだけのことです。
家事とか子育ては細かいことがたくさんあるから妻は、私の大雑把で詰めの甘い仕事をそこはかとなくフォローしコンプリート化します。
前置きが長くなりました。
ここからが言いたいことです。
この3日間、私のひとり暮らしはそれはひどいものでした。
食事は作らず冷凍ものを解凍するかレトルト、食器はたまってから洗う、風呂はシャワーだけ、洗濯は2日に1回。たったひとり分の家事だからいつもより楽なはずなのにしない。ダラダラしてしまう。睡眠の時間帯もずれ込んでしまう。体がなんとなく重く感じる。3日で体重が1キロ増えてしまった。私はこの10年間、体重の増減が1キロ以内に収まっていることが、ひとつの安心材料だったんですが…。男のひとり暮らしってこんなもんなんですかね。不健康で、整体師として恥ずかしいです。
ところが、です。昨日の午後、家族が帰ってきた。
体が急に動くんです。妻が実家からアスパラやなめこ(なめこ農家です)など野菜をたくさんもらってきた。
自分でも驚いたことに、夕方から勝手に体が動き始め夕飯の支度にとりかかった。材料を見て天ぷら作りにとりかかった。ご飯を炊き(3日間は一度も炊いてない)、みそ汁を作って。風呂を洗いお湯をはり、家族を風呂に入れた。自分もサッと入り、みんなで食事をする。終わって妻と一緒に片づける。
なんというか無意識だから、ぜんぜん億劫でも苦労でもない。よし、やらなければ!なんていう意識的な切り替えがあったわけではない。
これはどういうことなんでしょうか?専門家の方。
私は今の年齢でひとり暮らしになったら、早々に病気になり長生きしないだろうなと思いました。
家族がいることで、別にやりたいわけでもないけど家事をやり、子どもがいるから規則正しい生活を送っている。わからないチカラが働いているなと感じたのでした。
家族がいるから生きていける私のなのでした。
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